1月17日 防災とボランティアの日

1.17 あれから26年。

当時は大阪、専門学校に通いながらアルバイト先の社員寮で暮らしていました。お風呂(大浴場)、トイレ、台所は共同、コイン式のガスコンロでした。

4階でまだ眠っていましたが、不気味な地響きに目が覚めたと思ったら、とてつもなく激しい上下の揺れに、地球の爆発!とさえ感じ、寮に響く悲鳴に恐怖が増しました。揺れが収まっても、しばらく呆然としましたが、布団はいつも部屋のど真ん中に敷いていたので、カラーボックスや多少の物は散らかりましたが、無傷を確認して部屋を出ると、何人も廊下に居ました。テレビも固定電話も、勿論、携帯電話も持っていなかった私は、同じようにメディアの無い数人でテレビの有る方の部屋に入らせて頂き、何がどこで起こったのかを確認しました。学校から、どのように連絡が入ったのか記憶に残っていませんが、数日間休校になり、再登校した時には、先生から

「当校の学生は全員の無事が確認できました。ご親戚などでは残念な事も聞いています。来られなくなった子達もいますが、皆さん、どうか頑張ってください。」

そのようなお話があり、登校出来て幸せで、これから強くがんばろう!と決意しました。

数日過ぎてから地元の友達から、ボランティア活動に参加したよ、と手紙が届き、私も行こうと思いながら、

何が出来るのか?求められてる事は?いつ行けるのか?

考えている間に、結局参加できませんでした。

思ったら、先ずは動こう。動きながらも調べよう。

そのように考えて行動するようになったのは20代後半になってからでした。本当にあの頃は、自分の生活に追われ、出来なくても仕方がない、という理由付けを考えて当てはめようとしているだけで、本当に未熟でした。分かったようなふりをして周りが見えているようで、全く見えていませんでした。

ただ、粘り強くやり続ける事。やり始めたら、とことん追求、納得するまでやる。

反対に無理だと思ったら、やめる事も選択肢。別のやり方を見つける。

これらは、やり始めたら止まらない質でしたので、今でも仕事面や生活面では発揮できているように思います。

例年ですと、1月15日から1月21日は防災とボランティア週間です。今年は、自治会では防災関連の役員になりました。昨年はコロナ禍で訓練が中止されましたし今年も未定です。しかし、実際の災害はいつ起こるかわからない事です。各個人の自主的な防災活動と連携強化の協力体制について

今一度確認し、周知されますように努力精進していきたいと思います。

 


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